2012年8月25日土曜日

秋田の岩牡蠣(象潟)

8月25日(土)

昨日、秋田県象潟産の岩牡蠣が沢山送られてきました。

当社で働いている女性の故郷で、お盆みに実家に戻り、配達の手配をして下さったそうです。

夏の牡蠣は、クリーミーイで生牡蠣として食するのは最高です。

養殖物はなく、天然ものなので身も暑く食感も有ります。

生憎、当日は、大井町まで飲食に行ってしまったので、いただくのは今夜です。

沢山頂いたので少しずつお裾分けして喜んで頂きました。

殻つきなので開くのに多少時間が掛かりますが何時もの様に、“アイ”のママに頼みます。

 象潟(きさかた)産 天然岩牡蠣 

鳥海山の伏流水が育む秋田象潟の天然岩牡蠣









●松尾芭蕉ゆかりの地 象潟

秋田由利海岸には、松尾芭蕉の句で有名な象潟(きさかた)があり、また金浦(このうら)、平沢、小砂川の4つの漁場があります。雨の中、象潟入りをした松尾芭蕉が滞在したのは、わずか3日ですが、雨が止んだ後舟で潟めぐりをしたり、象潟橋まで行き、鳥海山の晴嵐を眺めるなどし、「きさかたの雨や西施がねぶの花」など3つの句を詠んでいます。


●出羽富士 鳥海山の伏流水

雄大な鳥海山の伏流水が沖合に湧きだしていることからこの地域の牡蠣は、ミネラルを多く含んだ伏流水とプランクトンで育った岩牡蠣として大変有名です。


鳥海山

鳥海山は山形県と秋田県の県境に位置しています。鳥海山の年間降水量は12,000mm、また、冬の積雪は30mを超えるといわれていますが、実はこの年間降水量は、鹿児島県の屋久島の倍以上の量。鳥海山に降った雨や雪が地中に染み込み、伏流水となって日本海へ注がれているのです。(伏流水とは、地表の水が地中に浸透して地中を流れる水のこと。)

           <象潟町から見た鳥海山>
また、鳥海山にはブナの原生林など豊かな森林が広がっています。ブナの落ち葉などから溶け出した栄養分が、腐葉土となって水を染み込ませ、それが地中に浸透していきます。長い年月をかけて濾過されながら、地中のミネラルをたっぷりと含くんだ水となっていくのだそうです。また鳥海山の稜線は直接日本海に入り、海中にも山麓が広がっているため、この地域周辺の海底からも常にコンコンと伏流水が湧き出ています。豊富な栄養を含んだ伏流水は、岩牡蠣のエサとなるプランクトンをも豊かにするので、ますます牡蠣にとっては好条件となるのです。
そして伏流水は、海水の温度をほどよく調節し、カキの成熟を遅らせ、産卵を抑制して、ミネラルなどの栄養を与えているから、この由利海岸一帯の岩牡蠣がおいしいんです!
岩がき漁は潜水による手作業
岩がきは、素潜り漁でJ字型の大きなバールを使い、海底の岩場に張り付いたカキをはがすようにして採っています。1日に一人の漁師が採っても良い量は制限されて います。岩がきは成長に時間のかかる牡蠣なので、資源を守るために乱獲を防ぐために自主規制しています。しかも漁は7月から8月の短い期間の中で天候にも左右されるため旬のこの時期には、希少な岩がきを目当てに多くの観光客などで賑わっています。


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