「今年の漢字」に「金」…五輪やノーベル賞
今年の漢字「金」を書き上げる森貫主(12日、京都市東山区の清水寺で)=大西健次撮影
財団法人・日本漢字能力検定協会(同市)が公募。25万8912通の応募のうち、最多の「金」は9156通だった。ロンドン五輪での日本選手団の活躍や、山中伸弥・京都大教授のノーベル生理学・医学賞受賞などの「金字塔」が打ち立てられたこと、さらに、消費増税や生活保護費の増大など金を巡る問題を理由に挙げた人が多かった。
森貫主は「混沌とした暗い世相に一筋の光明を見つけ、頑張ろうとする日本人の気概を感じた」と語った。
「金」は2000年にも、シドニー五輪や金融機関の破綻・再編などを受けて選ばれている。
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