9月17日(月)
暑さ寒さも彼岸までと言われておりますが、お彼岸について調べてみました。
辞書で調べますと
1 仏語。 生死の迷いを河・海にたとえた、その向こう岸。 悟りの境地をいう。 ⇔此岸(しがん)。 2 「彼岸会(ひがんえ)」の略。《季 春》 3 雑節の一。 春分の日と秋分の日をそれぞれ中日とする各7日間。 春の彼岸と秋の彼岸。 4 向こうがわの岸。
と、書かれております。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で「彼岸」検索すると、
次のように書かれていました。
次のように書かれていました。
彼岸(ひがん)とは、煩悩を脱した悟りの境地のことで、 煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」(しがん)と言うのに対して、 向う側の岸「彼岸」という。 「彼岸会(ひがんえ)」は、雑節の一つで、 春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間のこと。
つまり、今年(2012年)秋の彼岸は次のような日程になります。
彼岸1日目 9月19日(彼岸の入り)
彼岸2日目 9月20日
彼岸3日目 9月21日
彼岸4日目 9月22日(中日・秋分の日)
彼岸5日目 9月23日
彼岸6日目 9月24日
彼岸7日目 9月25日(彼岸明け)
彼岸3日目 9月21日
彼岸4日目 9月22日(中日・秋分の日)
彼岸5日目 9月23日
彼岸6日目 9月24日
彼岸7日目 9月25日(彼岸明け)
春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈みます。
西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土(西方浄土)に思いをはせたのが
彼岸の始まりだそうです。
彼岸の始まりだそうです。
また、彼岸に供え物として作られる「ぼたもち」と「おはぎ」は同じもので、
これらの名は、彼岸の頃に咲く牡丹(春)と萩(秋)に由来するとのこと。
これらの名は、彼岸の頃に咲く牡丹(春)と萩(秋)に由来するとのこと。
ちなみに、春分の日と秋分の日は「昼と夜の長さが同じになる」という祝日ですが
年によって天体の動きの差が生じますので、毎年同じ日になるとは限りません。
年によって天体の動きの差が生じますので、毎年同じ日になるとは限りません。
ということで、計算によって導き出された日程です。
「秋分の日」には、太陽は真東から出て真西(西方極楽浄土の方角)に沈みます。そして昼と夜の長さが同じになります。迷いと悟り、この世とあの世、現実の世界と理想の世界の接する日でもあります。そこでこの中日には浄土に生まれた先祖をしのび、今日ある自分を育ててくれた先祖に感謝し、自らも彼岸に到達できるように精進することがすすめられている日です。
お彼岸とお盆にはお墓参りを忘れずに。
追加
「おはぎ」と「ぼたもち」は同じもの?
「おはぎ」は萩の季節、つまり秋のお彼岸の時節に食べるもの。「ぼたもち」は牡丹の季節、春のお彼岸に食べるものとされます。元は「牡丹餅」が「ぼたもち」に、「萩」を丁寧に言って「おはぎ」になったというのが一般的な説とされます。小豆を粒のままの姿で散らしてまぶした姿が萩の花の咲き乱れる様に似ていることからおはぎと呼ばれます。販売するお店では春秋で名前を使い分けないで、一年中おはぎで呼ぶお店のほうが多いようです。
「おはぎ」は萩の季節、つまり秋のお彼岸の時節に食べるもの。「ぼたもち」は牡丹の季節、春のお彼岸に食べるものとされます。元は「牡丹餅」が「ぼたもち」に、「萩」を丁寧に言って「おはぎ」になったというのが一般的な説とされます。小豆を粒のままの姿で散らしてまぶした姿が萩の花の咲き乱れる様に似ていることからおはぎと呼ばれます。販売するお店では春秋で名前を使い分けないで、一年中おはぎで呼ぶお店のほうが多いようです。
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