３月１６日（土）
今日も朝から晴天。
気温も２０℃近くになる予報です。
2013年3月の上旬は、宮崎や東京などで夏日を観測するなど季節外れの暖かさになった日がありました。
この暖かさが大きく影響し、福岡と宇和島は本日（13日）に全国のトップをきって桜が開花しました。
この先、3月中旬は気温の変化が大きいものの、日中は暖かい日が多いでしょう。
このため九州から関東甲信地方では開花と満開は平年より早く、1週間以上早い所もあるでしょう。
一方、北陸から北海道にかけては、3月も寒さの厳しい日が多くなりました。
寒暖の変化を繰り返し5月にかけて気温は概ね平年並みに経過するでしょう。
このため、北陸地方から北海道の桜の開花と満開は平年並みでしょう。
東京地区も例年より早く桜が開花するかもしれません。
早ければ、今日宣言されるかも知れません。
桜は、夏頃に翌春咲く花のもととなる花芽を形成し、休眠に入ります。
花芽は冬の低温に一定期間さらされると休眠から覚めます（休眠打破）。
花芽は休眠打破のあと温度の上昇とともに生長し開花します。
開花宣言は、各気象台や測候所の定めた標本木の花が5～6輪開いた状態のときに行われます。標準木は、気象台から近いところで、周辺の環境が変わりにくい場所にある木が選ばれています。標準木の老化や周囲の環境の変化によって、標準木が変わることがあります。
東京は靖国神社の桜が標準木に指定されています。
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