2012年1月11日水曜日

鏡開き

11日は鏡開きです

事務所と店に飾って居りましたお供え餅を開いて小豆と一緒にお汁粉にして頂きました。

新たな出発の区切りで、昔からの習わしです。

さあ~明日からは正月気分も無くして頑張らなくては・・・

「鏡開きの由来」

「鏡開き」は、もともと新年の仕事・行事初めの儀式の一つです。「鏡」は円満を、「開く」は末広がりを意味します。
昔、武家では正月に鏡餅を供え、正月11日にこれらを割って食べるという習慣があり、これを『鏡開き』と言いました。現在でも家庭や事務所で年の始めに鏡餅を供え、一年の健康と発展を祝って供えた鏡餅を食べる『鏡開き』が正月の行事として受け継がれています。
酒屋では、酒樽の上蓋のことを鏡と呼んでいました。昔から日本酒は様々な神事を営む際に神酒として供えられ、祈願が済むと参列者でお酒を酌み交わし、祈願の成就を願うことが習慣となっています。
神酒が樽で供えられたときには樽の蓋を開いて酒をふるまいます。鏡餅を割って食べる『鏡開き』も、神事での酒樽の蓋を開く「鏡開き」も、ともに新たな出発や区切りに際し、健康や幸福などを祈願しその成就を願うものです。このことから最近では新築家屋の完成時、創立記念日、結婚披露宴などで、樽を威勢よくあける「鏡開き」を行うことが多くなりました。
結婚式やパーティなど祝宴で樽酒をあけることが多くなるにつれて、めでたい席でありながら「鏡割り」と紹介されることも多くなりました。縁起の良い「鏡開き」という言葉を使うよう、あらかじめ司会者に伝えておくことが肝要です。
「鏡開き」に用いる樽は、一斗(18リットル)、二斗、四斗の吉野杉の樽に菰(こも)を巻いた菰冠(こもかぶり)が用いられます。菰冠は江戸時代、酒を輸送する際に樽を保護する目的でむしろを巻いたのが始まりとされています。当初は菰で巻いた簡単なものだったのですが、次第に装飾性を帯びたものになっていきました。
一説に、楠木正成が出陣にあたり、兵士たちの士気を鼓舞するために「鏡開き」を行ったとされていますが、この説はまちがいです。当時の容器は甕(かめ)などの焼き物で、大型の樽が普及するのは江戸時代になってからです。

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