9月29日(月)
9月も残すところ2日になりました。
木曽御嶽山の突然の噴火による災害が起きました。
ゲリラ雨、噴火と確実に地球は温暖化の影響?変化しています。
「災害は、忘れた頃にやってくる」 ・・・近頃は何時起きても不思議ではありません。
昨夜、NHKの特集番組で「老後破産」を放映していました。
日本の高齢者人口が3,000万を突破し、超高齢社会となりました。
とりわけ深刻なのが、600万人を超えようとする、独り暮らしの高齢者の問題で、その半数、およそ
300万人が生活保護水準以下の年金収入しかないそうです。
その内、生活保護を受けているのは70万人ほどで、残り200万人余りは生活保護を受けずに暮ら
しているそうです。
年金が引き下げられ、医療や介護の負担が重くなる中、貯蓄もなくギリギリの暮らしを続けてきた高
齢者が“破産”寸前の状況に追い込まれている原状で、
在宅医療や介護の現場では「年金が足りず医療や介護サービスを安心して受けられない」という訴
えが相次いでいるそうです。
自治体のスタッフは、必要な治療や介護サービスを中断しないように、生活保護の申請手続きに追われています。
相幸も不動産業を営む関係から、生活保護者の居住紹介に協力しております。
居住用の賃料は、単身者の場合53,700円/月が支給されます。
その他、生活費がプラスされ、医療費・介護サース等が無料になります。
従って、合計すると可成りに金額になります。
然し、生活保護を受けず、年金生活の高齢者は毎月10万円程度の年金しか貰えません。
近年、毎年受給額が減り、年金生活では生活が出来なくなっています。
NHKで取り上げられた高齢者は、80歳を過ぎ、年金から賃料6万円を支払うと食費が1万円程度に
なるそうです。
電気は止めての生活で、生活保護を受けた方がはるかに受給額が増え、生活が楽になるでしょう。
然しながら、200万人の老人が生活保護を受けると財政は悪化して、年金額も大幅に減額になる計算です。
大手の製造メーカーの経営者が数億円/年の給料を受けているニュースを見る度に、その会社の製品を買う意欲がなくなります。
銀座で一晩に数万円の飲食をする人々もいれば、月に1万円で生活している人も多くいることは、
何と矛盾している世の中でしょうか?
最後に
番組に出てくる老人がみんな口をそろえて「早く死にたい」と言っていたことが印象的でした。
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