世界遺産を考える

６月２８日（金）

月末の慌ただしさも、２９・３０日が金融関係の休日の為、本日限り。

管理物件の賃料の支払いを済ませ、ホッと一息です。
 
先日、富士さんが世界遺産に認定され、静岡・富士の宮の皆さんは大変な喜びでした。

世界遺産には

文化遺産

自然遺産

の２通りが有ります。

 

本来ならば、自然遺産が望ましいのに、文化遺産になりました。

富士山を世界遺産に考えると、普通は「自然遺産」だと思うはずです。

しかし富士山は「自然遺産」として国内の候補地としても入ることが出来ませんでした。






 それは、世界遺産委員会が定める評価基準（ⅰ～ⅹ）に「自然遺産」として適合することが出来なかったからです。


富士山は長年、ごみの不法投棄や産業廃棄物の場所として活用されてきてしまったり、登山道の

トイレ整備が確立されていなかったりと管理体制に問題が有ったからです。





私の考えでは、自然遺産に成れなかった事にちょっぴり寂しく感じます。

一分の心ない観光客（登山者）によるごみの投棄はびっくりする程です。


富士さんは見る山で、昇る山ではないと言いますが、７月の山開きになると大勢の登山者が訪れます。

世界文化遺産に成ったのですからせめてモラル有る観光者（登山者）に成って下さい。

今年は特に、観光客が多くなるはずです。

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