4月8日(月)
ゲリラ豪雨が過ぎ、やっと強風も収まり暖かな1日です。
立会川は十数年前に氾濫した過去が有るので、豪雨を心配しましたが、水害もなくホッとしています。
今日は花まつりです。
昔の事ですが、お釈迦様に甘茶を掛けてお祝いをしました。
花まつりの由来
■四月八日は釈迦の誕生日とされ、それを祝して全国の寺院で花まつりが行われます。
■一般には四月八日に行いますが、地方によっては旧暦の四月八日、あるいは、五月八日のところもあります。
昔は浴仏会(よくぶつえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、竜華会(りゅうげえ)、灌仏会(かんぶつえ)などとも呼ばれていました。
■日本では、推古天皇の時代、六〇六年に大和の元興寺(がんこうじ)で行われたのが初めてといわれています。
花まつりという名称は、もとは浄土宗だけが用いていましたが、子供中心の祭りとして広く一般に使われるようになりました。
■当日は、寺の境内に花御堂(はなみどう)をつくり、その中に浴仏盆(よくぶつぽん)と呼ばれる水盤に誕生仏を安置して、参詣人はその頭上に竹の杓で甘茶をかけるのです。
半裸の仏像は、右手を高く、左手を低くして天上天下を指した姿をしています。
■この花御堂は、摩耶夫人が釈迦を降誕したと伝えられるルンビニ苑をかたどったもので、桜、椿、れんぎょう、木蓮、こぶしなどの花々で美しく葺いた屋根が、四本の柱で支えられたものです。また、甘茶をかけるのは、九つの竜が水を吐き、生まれたばかりの釈迦の体に注いで産湯としたという伝説に基づいています。
正式には五種の香水を用いて、五香水または五色水と呼ばれるものをかけます。
花まつりと甘茶
■甘茶は、ユキノシタ科のコアマチャ〈またはアマチャヅル〉の葉を煎じた汁ですが、それを飲むだけでなく、昔は、甘茶で墨をすり、「千早振る卯月吉日よ髪さげ虫を成敗ぞする」と書いて柱やトイレなどに張っておくと虫よけになるとか、赤ん坊の頭にこすりつけると丈夫に育つとかいわれたものでした。
■今では、信徒や檀家の子どもたちが、寺に集まり、花御堂のまわりで甘茶をいただいたり、稚児行列を行ったりします。また、草団子をつくって仏様に供えたり、山に登って神を拝み、山の花を庭先に飾る地方などもあります。
大井町・大森
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